展示ガイド
光の届かない、深海。そこにはどんな生物がいるのか、実はほとんどわかっていません。きっと想像もつかないような生物が泳いでいるのだと思います。沼津港深海水族館では、そんな深海の魅力にワクワクしていただけるよう、工夫して展示しています。「こんな生物がいたんだ!」という発見をお楽しみください。




同じ特徴を持った生き物や同じ種類の生き物を、浅い海・深い海の水槽で比較展示しています。生き物の姿や形、また、環境の違いなどを見比べながらご覧いただけます。
浅い海・深い海



世界中のちょっと変わった生き物を展示しています。
他にはない、少し変わった習性や特技を持っている生物が大集合です。
ヘンテコ生き物



深海生物の新種や初公開の生物など希少生物を数多く展示しています。
また、底曳網の漁期(10月~5月頃)には、一番人気のメンダコも捕獲時には展示しています。(2019年5月には世界2例目となるメンダコの孵化成功)
深い海



水深2,500mを誇る日本一深い駿河湾は、世界的にも生物の宝庫として知られる海です。
ここでは駿河湾に生息する深海生物を中心に展示しています。
駿河湾大水槽



フィリピンの深海に棲む発光能力をもった「ヒカリキンメダイ」がプラネタリウムの
ように乱舞する幻想的な世界をお楽しみいただけます。
深海のプラネタリウム




2階の前半はシーラカンスのミュージアムとなっています。1980年代に日本の学術調査隊が捕獲した冷凍2体とはく製3体を展示しています。また世界初のシーラカンスの遊泳映像や内臓標本、発見秘話などもお楽しみいただけます。
シーラカンス・ミュージアム



-20℃の特殊な冷凍設備で、捕獲したままの状態のシーラカンスを2体展示しています。
現在「ワシントン条約」の捕獲規制により、冷凍保存されたシーラカンスの展示は
世界でも沼津港深海水族館だけです。
冷凍シーラカンス
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メキシコ湾の深海に棲むダイオウグソクムシなどの深海生物の展示や、水深2000m~4000mにある特殊な地形でチムニーと呼ばれる特殊な煙突状の孔から400℃を超える高温の水が噴出する熱水噴出孔をジオラマで再現しています。
深海の世界



2025年7月にオープンした新エリア
『イマーシブディープシーワールド』(没入型深海の世界)
深海の不思議な世界を映像や造形で作り上げています。メガマウスザメやラブカ、リュウグウノツカイなどの剥製エリアや、超深海の世界をインタラクティブな映像で楽しめるエリア、そして深海を神秘的な空間で楽しめる想像の深海エリアなどをお楽しみいただけます。
イマーシブ
ディープシーワールド
(没入型深海の世界)



メンダコやシーラカンスなどのぬいぐるみ、また、ここでしか買えない靴下や
トートバッグ、深海生物の透明骨格標本などのオリジナルグッズも販売しています。
ミュージアムショップ
ブルージェリー